細く細く真っ白なそうめん。

乾麺をゆでるとき、普段見ているそうめんよりも細すぎて、お鍋に入れる前にポキポキと折れていってしまわないかと不安になるほど、とにかく細い。

これを人の手で伸ばしたというのだから驚きだ。

 ゆでて、さっと水で冷やして、できあがったそうめんをいただく。

おはしの圧力で切れそうで、恐る恐る持ち上げてみるが、全く切れる様子がない。

簡単には切れないコシの強さを食べる前から感じられる。

食べてみると、しっかりとしたコシはもちろんのこと、絹のようになめらかな舌触り、つるっとした喉越しのよさと豊かな。

噛めば噛むほどに風味立つ逸品。

この卓越した味わいを堪能するのであれば、まずはシンプルに食べるのがオススメ。

寒い日には、ほっとあたたまる食べ物や飲み物が恋しくなる。

そうめんは夏だけの食べ物ではなくて冬にもおいしくいただける。

たとえば、自家製もしくは市販の中華スープにそうめんを入れてあたためる。

できあがったら、鶏のささみとみつば、しょうがをすって完成。

麺はスープを吸いにくいのか伸びにくい。

細くてつるっとしたのど越し、なめらかな口当たりは、食欲のないときでもすーっと食べられる。

そうめんを使ったアレンジレシピは多数。

『三輪そうめん 翁 蒼龍の糸』はあたためても麺が伸びにくいから、より料理の幅も広い。

和風、洋風、中華、エスニックなど、幅広いアレンジで味わってみて。