奈良県の伝統工芸品である“奈良墨”。

その中でも今回紹介する『香り墨～Asuka～』は、墨に今まで興味がない人でも手に取りやすい。

墨には伎楽面がデザインされていて縁起がいい。

一見ひやりとするデザインのように感じる方もいるかもしれないが、丸みのある表情と墨独特のあたたかさでどこか柔らかさを感じる。

パッケージには螺鈿模様が施されている。

⒊色の箱は少しくすみがかった明るい色合い。

墨が真っ黒なので、まるでパッケージのカラーで伎楽面を表しているように感じた。

 

 

箱から中にある『香り墨～Asuka～』をそっと出してみると墨の優しい香りが鼻先に漂ってくる。

部屋中、墨の香りがおだやかに充満する。

どこか懐かしく、心落ち着く香り。

玄関やリビングなどでインテリアとして、またルームフレグランスとして飾るのもいい。

さりげなく、ゆったりと目を閉じたくなるようないい香り。

一般的に売られているルームフレグランスにはさまざまな香りの種類がある。

好きな香りの種類を買っても、商品によって刺激的なものなどの違いがあるため、新しいものにチャレンジする不安があるから「結局いつも同じものばかり」と言う人も少なくないだろう。

墨は多くの人が想像できる香り。

でも墨そのものを香りを楽しむために購入する人は少ないと思う。

『香り墨～Asuka～』は決して派手ではないけれど、側に置いておくと、そこはかとなく香りが漂ってくる。

小さい額に半紙を敷いて入れてみた。

3つ揃っていると小さな美術館のようで、和室や和モダンな雰囲気のあるお部屋にインテリアとしても楽しめる。

かばんに入れるのもオススメ。

いい香りのするかばんを持っておでかけすれば気分も上がる。

癒しの香りを身の回りに置いておけば仕事の効率も上がりそう。

ずっと肌身離さず持ち歩いて、清香を楽しみたい。