奈良県奈良市

製墨「錦光園」

希少性が高まる墨作り文化を未来に継承すべく魅力を発信。

情報発信に注力。奈良墨を未来へ紡ぐ、

奈良の伝統産業である墨作りを150年(それ以上は口伝による)に

渡って行っている奈良墨工房です。

江戸時代から続く墨作りの家系で、由緒ある「古梅園」の職長をしていた4代目が独立し、創業しました。

松煙墨(しょうえんぼく)、油煙墨(ゆえんぼく)という伝統的な製法で固形墨の高品質を今日まで保ち続けています。

近年は、通常の固形墨だけでなく、おはじき墨、香り墨、お菓子木型墨、記念墨など、既存の枠にとらわれない製品開発に着手。

インテリアや贈答品としてもニーズが集まっています。

墨作り工房は、現在、全国でも 奈良県奈良市に8軒、三重県鈴鹿市に1軒のみ。

希少性が高まる墨作り文化を未来に継承すべく、 7代目である長野 睦さんは、 無料ワークショップや講演会を実施。

「墨は斜陽産業だ」と6代目が工房を畳む予定した際、 子どもの頃から生活の一部であった墨作りの原点を思い出し、 家業を継がれることを決意。

奈良墨の歴史を守る墨匠として、 自ブランド商品の開発や墨の魅力をあらゆる場所に広める取り組みは、 多くのメディアからも注目を浴びています。

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