伝統を守り、時代に合った味噌づくりで地域に貢献

有限会社 六甲味噌製造所の歴史は古い。

1918年に、神戸の長田で味噌漬物を扱う店として誕生したのが始まりだ。

味噌製造を専門に、芦屋へ移ったのが1945年。

以来、老舗の味噌蔵として伝統を大切にしつつ、時代に合わせた味噌づくりで地域に貢献している。

「有限会社 六甲味噌製造所」では、ふとした日常生活を豊かにしてくれる、誰でも安心して食べられる味噌づくりにも力を入れている。

兵庫県産の素材にこだわった味噌を中心に、創業から伝わる製造法で作られる味噌はもちろん、さまざまな料理に使いやすい調理味噌やおかず味噌など、幅広い商品展開が魅力だ。

味噌だれをつけて餃子を食べる神戸の風習は、しばしばメディアにも紹介され、知っている方もいるかもしれない。

そんな兵庫県の文化やものを大切にしたい、いつまでも残していきたい、という熱い思いが「有限会社 六甲味噌製造所」にはある。

そのためにイベントを開催している。

100周年(2018年)の記念には、地域の方に味噌を楽しんでもらいたいと「蔵まつり」を開催。

年に一度秋に開催される「お客様感謝DAY」も、味噌のすばらしさを伝えるひとつの場として続けていて、地元を中心に多くの方に喜ばれている。

この日だけの限定販売や大抽選会などもあり、毎年楽しみにしているリピーターの方も多い。

「六甲味噌製造所」の商品が並ぶ売り場もあり、工場で造られた味噌が並んでいる。

『ねぎみそ煎餅』やフリーズドライのみそ汁などもラインアップしているので、気軽に立ち寄って本物の味を楽しんでみるのもおすすめだ。